価格改定のお知らせ(2022.07.21)

MAVIE特約店各位

平素よりマヴィをお引き立てくださり、誠にありがとうございます。

さて、連日の報道でご存知の通りにウクライナ情勢悪化の影響を受けて円安と原油価格高騰が止まらず、製品コストが上がり続けております。

ヨーロッパでは原油価格高騰によりハイパーインフレが生じており、天然ガスを大量に使うガラス瓶の品不足と価格高騰、ロシア産パルプも入らなくなり段ボールなどの資材も価格高騰という状況です。

もちろん輸送費は燃料不足で高騰しています。

大変困ったことに、このコスト上昇連鎖の先行きが全く読めません。

弊社では今年4月に価格改定を実施いたしましたが、その後のコスト上昇は予想をはるかに超えて推移しており、誠に不本意ながら8月4日(木)より希望小売価格を再改定させていただきます。

ただし、特約店の皆様には特別措置といたしまして8月一杯旧値付き合いをさせていただきますので、一層のご拡売をお願い申し上げます。

何卒、余儀ない事情をご理解いただき、今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。

マヴィ株式会社
代表取締役
田村 安

■新価格表

カバニス家商品残数と代替商品のご案内(2022.07.15)

MAVIE特約店各位

平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

既にご承知の通りフランス・ヴァレ ドゥ ローヌ地方の生産者カバニスさんが、2020年12月に引退・廃業されました。カバニスさんが造った残りのワインを輸入し販売を継続しておりましたが、在庫が少なくなってきました。
現在の在庫状況を下記にご案内いたします。(2023年4月18日現在)

商品番号商品名在庫数次回入荷終売予測
13002コスティエール ド ニーム 赤0本終売
13007ジャルダン スクレ 赤0本終売
13009ガール BIB3L 赤0個終売

卸売分は全商品完売いたしました。永らくのご愛顧ありがとうございました。

【代替商品】のご提案

在庫限りで終売となるため、味わいのタイプが似ている商品をご案内いたします。終売後は下記商品をお客様におすすめください。

13002コスティエールドニーム 赤

13007ジャルダン スクレ 赤

13009ガール BIB3L 赤

どのワインもカバニス家のワインに引けを取らない素晴らしいオーガニックワインです。
ぜひお客様におすすめくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

マヴィ株式会社

オンライン全国大会開催のお知らせ(2022.07.11)

MAVIE特約店各位

平素よりマヴィのオーガニックワインをご拡売くださりありがとうございます。

コロナ禍3年、いい加減に収束してくれと願っていたら、プーチンのウクライナ侵攻で世界は大混乱に陥りました。中国発とロシア発の大災厄に振り回され、私たちの暮らしは揺さぶられ、この先いったいどうなっていくのか、商売の先行きが全く見通せなくなりました。

欧米の中央銀行が利上げを行う中、日銀のみゼロ金利継続、日本円は価値を失い、輸入品の原価が増大し、物価は青天井の高騰を続けています。一方「失われた30年」の間に日本の賃金ランクは韓国にさえ抜かれてしまいました。コストの増大を消費者が許容できる範囲は決して大きくはありません。

6月に記録的な猛暑日が続きましたが、地球は一つの容器、ヨーロッパもとんでもない猛暑で、雹の被害が相次ぎました。高温の影響で、ボジョレーのランポンさんは8月末に収穫を見込んでいます。おそらく2022年は記録に残る偉大なヴィンテージになるでしょう。今年のボジョレーヌーヴォーは引く手あまたのはず。

ワイン屋としては、本来は買いの局面です。しかし見通せない経済とコスト増が躊躇わせます。20世紀の最も偉大なヴィンテージは1929年、ウォールストリート街の大暴落の年です。そのままもうひとつの偉大なヴィンテージ1945年まで続く、絶対に繰り返してはならない歴史をなぞらわなければと願うばかりです。

今回のコパンドマヴィ全国大会では今の現状において、わたしたちがどう動くべきか話し合い、考える場といたしたく存じます。

ご多忙のこととは存じますが、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

マヴィ株式会社代表取締役
田村安

■開催日時

2022年8月22日(月)15:00~16:30

ご回答は下記フォームよりお願いいたします。

    ご出欠(どちらかにチェックください)

    参加人数 (必須)

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    ■当日使用アプリについて

    当日はzoomを使用いたします。
    ご参加される方は事前にアプリのインストールを宜しくお願いいたします。
    詳しい視聴方法は下記ご案内ページをご参照ください。

    ご不明な点やご質問などございましたら、お気軽に卸売事業部までご連絡ください。

    マヴィ株式会社

    ボジョレーヌーヴォー2022特別先行予約のご案内(2022.07.07)

    MAVIE特約店各位

    平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
    2022年のオーガニックボジョレーヌーヴォーの予約を開始いたします。

    販売品目は例年通り、シュブランさんのボジョレーヌーヴォーと、ランポンさんのボジョレーヴィラージュヌーヴォーの2アイテムです。

    既にご承知の通り、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ヨーロッパの物価は日本をはるかに上回って高騰しており、ビン、ラベル、カートンなどが値上がりしているだけでなく、入手も難しくなってきています。さらに航空運賃は、燃料費高騰と円安の影響、またロシア上空を旅客機が飛行できないために飛行時間が長くなり、昨年の倍以上と過去に前例がないほど跳ね上がりました。

    輸送コスト軽減のため船便で運ぶという選択肢も検討いたしましたが、コロナ禍による世界的物流混乱もあり、スケジュール通りの運行が全く見込めず、解禁日にお届けするためにはやはり航空便に頼らざるを得ません。

    報道によりますと、某大手ビール会社のボジョレーヌーヴォー価格は昨年に比べて40%もの値上となっているようです。実際に通常通りのコストを積算しますと、やむを得ない数字ではあります。ただ、マヴィのボジョレーヌーヴォーを毎年お買い上げくださるお客様に、今年もお続けいただけるように、弊社の利益を削り、シュブラン家のボジョレーヌーヴォーを18%、ランポン家のボジョレーヴィラージュヌーヴォーを31%の値上とさせていただきます。

    また通常はご予約いただいた数量に追加発注を見込み、ある程度は上乗せして輸入しておりますが、本年はギリギリの数量のみ輸入いたします。

    誠に申し訳ございませんが、ご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

    <ボジョレー予約希望価格表(税別)>

    品名希望小売価格早期割引価格
    ボジョレーヌーヴォー¥4,500¥4,400
    ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー¥5,400¥5,300

    ランポンさんは高齢で、3へクタールある畑のうち1ヘクタールしか耕していないため、ご予約をいただいた分だけをヌーヴォーとして特別に造っていただきます。

    シュブランさんについても、ご予約分だけをヌーヴォーにしていただき、残りは熟成用として醸造していただきます。

    ■ボジョレーヌーヴォー生産者 シュブラン家

    ボジョレー地区南部で5世代前から続くワイン農家です。父のフランソワは 元農学校教授で、ビオディナミを実践する友人のワインを飲んだときに、 その土地らしさが反映した味わいになっていることに感動したことから、 2008年からビオディナミ農法を実践。現在は娘のフローレンスが中心になってワイン造りを行っています。畑の土はミネラルが豊富な花崗岩質で、きれいな酸味と果実味が特徴のヌーヴォーに仕上がります。

    ■ボジョレーヴィラージュヌーヴォー生産者 ランポン家

    ボジョレー地区北部にあるレニエ村にたった3haの畑を1977年から所有し、1983年からオーガニック農業を行っています。いつもはレニエ(クリュ ボジョレー)という熟成タイプのワインしか造っていませんが、マヴィのために特別にボジョレーヴィラージュヌーヴォーを造っていただいています。耕作は馬、収穫は手、絞るときの動力さえ人間という徹底した手づくり派です。濾過せず瓶詰めしたヌーヴォーは、つくり手の人柄そのものを反映したような、優しく滋味あふれる味わいです。

    どちらの生産者も少量生産で、唯一無二といえるオーガニックボジョレーワイン生産者です。
    ひとりでも多くのお客様に手に取っていただき、今年のめぐみをご賞味頂けましたら幸いです。

    なお今年の特別先行予約値引きは8月末までの1期間とさせていただき、9月以降のご予約についてはご用意できる場合のみ対応させていただきます。

    確実にご用意できる8月末までの特別先行予約をご利用いただきたく存じます。

    ご予約は下記にご記入ください。


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      みなさまからのご予約をお待ちしております。

      ■ボジョレーについて詳しく学べる無料講座

      マヴィ株式会社

      夏のお供に♪スパークリングワイン特集(2022.07.01)

      一年を通して楽しめる発泡性ワインですが、特に夏には欠かせないアイテムです。

      グラスに注いだだけで涼やかな気持ちになり、火を使わないおつまみ(スナック、チーズ、ナッツ等)があればそれだけでハッピーな気持ちに♪

      今回は暑い夏に特におすすめ、軽やかな味わいでリーズナブルな「スプマンテ」と「カヴァ」をご紹介いたします。

      ご利用のシーンに合わせて、ぜひお客様にご紹介ください。

      発泡性ワインを楽しむ最大のコツは、1日以上冷蔵庫に入れ、十分に冷えた状態にすることです。冷え方が足りないと吹きこぼれて飲める量が減ってしまい、大変残念な結果となってしまいます。どうぞご注意ください。

      お勧めポイント

      • コルク栓を開けるという儀式を楽しめる
      • グラスから立ち上がる泡を見るだけでも優雅な気分に♪
      • 何を贈ろうか迷ったときの夏のギフトに最適
      • ワインオープナーいらずで、アウトドアや旅先でも重宝
      • 様々なお料理に合わせやすい頼もしい1本

      スパークリングワイン製法 ~マヴィで取り扱いのあるもの~

      名称生産地二次発酵澱抜き収穫方法価格
      スプマンテイタリアタンク機械or手摘み
      カヴァスペイン瓶内機械or手摘み低~中
      クレマンフランス瓶内手摘みが義務
      シャンパーニュシャンパーニュ地方瓶内手摘みが義務

      ■スプマンテ ヴェネツィア

      <密閉式のステンレスタンク>

      スプマンテの製造方法

      ぶどうを収穫後、除梗して搾汁。普通の白ワインと同じ製法で、まずスティルワインを造ります。
      出来上がった白ワインに酵母と濃縮マストを添加し、密閉式タンクで二次発酵。(シャルマ方式)

      *ムザラーニョ家では二次発酵完了後、ステンレスタンク内で40~50日間熟成させています。この熟成期間を経ることで、繊細できめ細やかな泡になります。期間中は-4℃に保ち、酒石の生成を防ぎます。

      フィルターでろ過後、専用のボトリング機械で瓶詰めします。タンクで仕込むため澱抜きの工程がなく、比較的リーズナブルな価格で製造することができます。徹底した温度管理のもと密閉式のタンクで仕込むため、フレッシュな香りが特徴の軽やかな味わいに仕上がります。

      スプマンテ ヴェネツィアの特徴

      スプマンテDOCはヴェルドォッツオ又はグレラを50%以上、その他アロマティックではない品種の使用が50%まで認められています。一方、プロセッコDOCはグレラを85%以上使用し、残りの15%は他品種をブレンドすることができます。

      ムザラーニョ家のスプマンテはプロセッコの規定に当てはまる、グレラ85%にヴェルドォッツオ15%をブレンドしています。ただ残念ながら、ムザラーニョ家が持っている畑の地域でのプロセッコDOCの認可が既に終了しているため、規格がプロセッコDOCではなくスプマンテDOCとなります。畑の認可以外の規定はプロセッコと同条件です。

      ■カヴァ

      <左:コティーノ家/右:ビベス家>

      カヴァとは

      CAVAとはラテン語で溝や洞窟などの窪みを意味し、洞窟で貯蔵を行うことに由来しています。

      スペイン全体で10県の160の自治体が生産地として認定されていますが、カヴァ発祥の地であるカタルーニャ地方が生産の過半を占めています。

      カヴァの製造方法

      製法はシャンパーニュと同じ瓶内瓶内2次発酵です。
      最低熟成期間が9ヶ月以上に定められており、熟成の長さによってカテゴリーが決められています。

      ・クリアンサ:熟成期間9ヶ月以上
      ・カヴァ レセルバ:熟成期間15ヵ月以上
      ・カヴァ グラン レセルバ:熟成期間30ヵ月以上

      <瓶の中に溜まった澱>

      熟成完了後に澱を瓶口に集め、澱抜きをして打栓します。ビベス家でもコティーノ家でもマヴィからの発注が入ってから澱抜きをしてもらっています。

      製造するための設備投資に加えて普通のワインよりも手間と時間がかかるため、市場に出回る安価な商品は大規模メーカーの製品が殆どです。

      マヴィのカヴァは少量生産で長期熟成

      ビベス家もコティーノ家も生産量はごくわずかです。カヴァの最低熟成期間は9ヶ月以上に定められていますが、両家ともそれ以上の熟成期間を経ており、1本1本丁寧に造られた本当にお買い得なスパークリングワインです。

      ■¥3,000(税別)以下のスパークリングワインまとめ

      商品ID商品名価格使用品種熟成期間お勧めポイント
      53005スプマンテ ヴェネツィア¥2700グレラ、
      ヴェルドォッツオ
      40~50日スパイシー&ミネラリー
      66001カヴァ ブリュット¥2900パレリャダ、
      マカベオ
      20~36ヶ月ドライ&ビター
      71007ソロ カヴァ ブリュット¥2900シャルドネ、
      マカベオ
      11ヶ月リッチ&フローラル

      ■今回お勧めした商品

      数量限定!サマーインスピレーション新発売(2022.06.30)

      MAVIE特約店各位

      平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

      ドイツのシュトリッツィンガー家より爽やかな味わいの夏季限定ワインが届きました。

      サマーインスピレーション 白

      商品番号:41004
      タイプ:白ワイン(辛口)
      生産国:ドイツ(フランケン地方)
      生産者:シュトゥリッリィンガー家
      格付:Pradikatswein-Kabinett
      内容量:750ml
      JANコード:4571114857348
      品種:ゲヴェルツトラミネール、リースリング、ヨハニター
      希望小売価格¥3,600(税別)/¥3,960(税込)

      ~テイスティングコメント~

      このワインの特徴は、何といっても香りの表現力の高さです。マスカット、白い花、グレープフルーツといった香りが次々とあらわれます。味わいはフルーティで残糖分を感じるふくよかさもあり、余韻にはレモンの皮のようなフレッシュなビター感も楽しめます。鮮やかなラベルデザインは食卓に彩りを加えます。サマーインスピレーションの名前の通り、夏にぴったりの爽やかな味わいです。8~10℃に冷やしてお飲みいただくと、ワインのフルーティさとボリューム感をより楽しんでいただけます。

      ★シュトリッツィンガー家

      <左:父のヴィリ/右:娘のアーニャ>

      フランクフルトから車で2時間ほどのロマンチック街道で有名なドイツ南部のフランケン地方・クリンゲンベルグ村にあります。前当主である父のヴィリが村のワイナリーで働き始め、翌年1972年に小さな畑を買ってワイン造りを始めました。彼はドイツ最古で最大のビオ生産者団体でのアドバイザーも務めたパイオニアで、元々環境問題に敏感だった為1990年にオーガニックに転換しました。畑はマイン川を見下ろす急斜面にありテラス式になっています。日当たりも良く春もすぐに暖かくなる畑ですが、1区画ごとに階段を上り小さな道具だけを使う重労働です。一部ビオディナミの要素を取り入れ、ストレスや病気に強く質の良いぶどうに仕上げています。酵母は添加せず、樽はドイツ産を使うなどこだわったワイン造りをしています。現在は娘のアーニャが中心となってワイナリーを運営しています。

      ★地理的特徴

      <左:急こう配のテラス式畑/右:白ぶどう>

      ドイツワインの産地はあまり気候の厳しくない南部に集中しています。フランケン地方はドイツ中央部に位置し、気候は寒暖差の激しい大陸性気候です。この地方で有名なのは、なんと言っても独特な円形のワインボトル「ボックスボイテル」です。*瓶の規格がスクリューキャップになってしまったため、シュトリッツィンガー家ではやむを得ず普通のワインボトルとなってしまいましたが・・・
      栽培品種の80%以上が白ワインで、ほとんどが辛口タイプです。
      シュトリッツィンガー家の畑は標高300mの所にあり、土壌は砂質です。少なくとも12世紀には存在していた石垣で出来たテラス式の畑です。日当たりがとても良いため初春からすぐに暖かくなり、ぶどうの生育を助けます。急こう配のため、使える道具も小さなものに限定され、もちろん全て手作業となります。
      栽培面積はわずか1.5ヘクタールとマヴィでお取り扱いがある生産者の中でダントツの小ささです。
      *ちなみに二番目はフランス ボジョレー地方のランポン家で3ヘクタールです。
      生産数量が少ないため入荷してもすぐに売り切れてしまうことが多いのですが、ぜひお試しいただきたい唯一無二のオーガニックワインです。

      サマー インスピレーション 白

      41004

      タイプ:辛口
      生産国:ドイツ(フランケン地方)
      生産者:シュトゥリッリィンガー家
      格付:Pradikatswein-Kabinett
      内容量:750ml
      JANコード:4571114857348
      品種:ゲヴェルツトラミネール40%、リースリング40%、ヨハニター20%

      【数量限定!夏のための爽やかな白ワイン】

      ロマンチック街道のあるドイツ南部のフランケンで造られた白ワインです。
      このワインの特徴は、何といっても香りの表現力の高さです。

      マスカット、白い花、グレープフルーツといった香りが次々とあらわれます。
      味わいはフルーティで残糖分を感じるふくよかさもあり、余韻にはレモンの皮のようなフレッシュなビター感も楽しめます。

      鮮やかなラベルデザインは食卓に彩りを加えます。サマーインスピレーションの名前の通り、夏にぴったりの爽やかな味わいです。
      8~10℃に冷やしてお飲みいただくと、ワインのフルーティさとボリューム感をより楽しんでいただけます。

      <おすすめの食材>
      豚肉加工食品(ソーセージ、リエット、パテなど)、キッシュ、グジェール(チーズ味のシュー)、ホタテと野菜のグリル(オリーヴオイルをかけるかバターソース)、白身魚のホワイトソースグラタン、キャベツの蒸し煮、シンガポールライス(海南ライス)、生春巻きなどのアジアンテイストとも!

      マヴィスタッフのおすすめマリアージュはこちら

      カイロル(樽熟)赤 入荷のお知らせ(2022.06.29)

      MAVIE特約店各位

      平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

      フランス・ラングドック地方で古代製法を守り続けるベリュウ家より「カイロル赤」の樽熟版が届きました。古樽で12ヶ月間熟成させております。

      2019年は収穫量が多く、カイロルはタンク熟成のものと樽熟成の2バージョンが製造されました。1回目の入荷はタンク熟成が届きましたが、今回は樽熟成が届きました。

      ブレンドはタンク仕込みと同じくメルロー50%にカベルネソーヴィニヨン50%で、ヴィンテージも2019年となります。*二酸化硫黄無添加、無濾過です。

      【田村の見解】
      ご存じの通り、樽熟成とタンク熟成は性格がまるで異なります。酸素の透過がないタンクの場合は還元状態となり、わずかに酸素を透過させる樽の場合は酸化状態です。一長一短がありますが、私の経験では還元の場合は獣臭など強い香りが付きやすく肉食の欧米人好み、古樽の場合は香りが程よくまとまり、またボトルの中でも安定して熟成します。
      
      自然児のベリューさんが2019年に何故この2種類を作り分けたかは謎ですが、最初の注文には早く仕上がった「タンク」を出荷してきたのではないかと思います。まさか市場でもてはやされる自然派に特徴的な野性的な不安定な危うさを狙ったものではないと思いますが、実験的な造りだったのでしょう。
      
      ボトルごとに綺麗に仕上がっているものと、そうでないものの差が激しく、「SO2フリーでも、マニア以外のお客様に満足していただけるワインでなければならない」という、私のポリシーにはそぐわなかったため、ベリューさんには今後はこれまで通り「樽熟成」のみを出荷してくれるように強く要請しました。
      
      
      <樽を見つめるベリュウさん>
      <左:タンク熟成の裏ラベル/右:古樽12ヶ月熟成の裏ラベル>

      ■塩澤 悠のテイスティングコメント

      【生命を感じるオーガニックワイン】

      グラスに注ぐと、濃い色合いのワインから心躍るようなベリーのアロマが立ち上がります。
      イチゴ、木苺、ブルーベリーにカシスなど生き生きしたベリー系の香りから、醸造中のカーヴで感じるようなバナナやメロンなどの香りもあり、フレッシュなイメージが強く残ります。

      時間と共にブラックチェリー、カシス、プルーンなど濃厚さを感じる香りも現れ、ワインの生命力を感じます。

      口に含むと柔らかく、滑らかな口当たりです。
      同じヴィンテージでタンクで熟成させたものと比べると、さらに優しい口当たりです。
      最初に感じた控えめな酸味は、次第に存在感を増してゆきます。
      しっかりとした果実の味わいに、ソフトでありながらも存在感のあるタンニン、そして樽熟成による丸みのある口当たりが綺麗に調和します。
      わずか数秒の間に、口内で変化する味わいを感じていただけることでしょう。

      ボリューミーな味わいのワインが喉を通った後には、果実の香りと若干の樽香が再度感じられ、心地よい複雑味も楽しめます。

      可愛らしいアロマから、ラベルに描かれた熊のような力強い味わいへの変化はお見事。

      二酸化硫黄無添加のため、大変デリケートなワインです。
      抜栓後も時間と共に変化していく味わいを、自然そのままの恵みを感じながらお楽しみください。

      ■販売時のご注意点

      • カイロルの特性をご理解いただけるお客様にご紹介ください。
      • 大変デリケートな商品ですので、徹底した温度管理をお願いいたします。
      • お買い上げ後はご自宅のセラーか冷蔵庫(野菜室)で少なくとも2~3日休ませてからお楽しみください。
      • ボトルによっては若干の発泡性が感じられる場合もございます。時間が経つと消えますので、気になる場合はカラフに入れてからお飲みください。
      • 二酸化硫黄無添加ワインの特性上、瓶詰め後の熟成が1本1本異なります。
      • 4~5年は熟成可能なポテンシャルのあるワインです。
      • ギフトの場合は受け取られた方がご理解いただけないことがありますので、お薦めされないようにお願いいたします。
      • 明らかにブショネの場合は返金対応いたします。

      バロー家新商品発売(2022.06.20)

      MAVIE特約店各位

      平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
      「ガスコーニュ キャトル セパージュ 白」でお馴染みのバロー家より、新商品が届きました。

      ガスコーニュ ピノノワール 赤

      <右:息子のクレマン/左:父のダミアン>

      商品番号:60010
      タイプ:赤ワイン(軽口)
      生産国:フランス(南西フランス)
      生産者:バロー家
      格付:IGP Cote de gascogne
      内容量:750ml
      JANコード:4571114857553
      品種:ピノノワール
      希望小売価格¥2,500(税別)/¥2,750(税込)

      ピノノワール誕生秘話

      バロー家の畑は石灰質、粘土石灰質、砂質とそれぞれの土壌が異なる3つの地域にあります。造っているワインの70%が白ワインですが、赤ワインの需要が増えてきたので粘土石灰質の畑を購入しました。この畑は、カルフォルニアとアルザスで修行をした息子のクレマンが担当しています。ピノノワールは栽培が容易なぶどうではありませんが、試行錯誤を重ね新商品の「ピノノワール」が誕生しました。

      ボワソー教授のテイスティングコメント

      南の地域ではこの品種(ピノノワール)に最適である北東斜面畑で栽培され、ピノ・ノワールらしい丸みと滑らかさ、さわやかさが詰まっています。桜の花を思わせるアロマがあり、わずかにタンニンと酸味のキレを感じる、しなやかでフルーティさのあるワインです。コストパフォーマンスも高く、自信をもってお勧めできます。

      代表田村のお勧めマリアージュ

      初日に合わせたのは豆腐ステーキにブロッコリー添え。
      ステーキの味付けはこのワインとバルサミコ酢と濃口醤油をいずれも少々。仕上げに戸田の塩をさっと振りかけてあります。ブロッコリーはゴメスネヴァド家のオリーブオイルを塗って、アルミホイルに包んで焼いてみました。・・・

      続きは下記ブログをご参照ください。

      みなさまからのご発注をお待ちしております。

      ガスコーニュ ピノノワール 赤

      60010

      タイプ:中口
      生産国:フランス(南西フランス地方)
      生産者:バロー家
      格付:IGP Cote de gascogne
      内容量:750ml
      JANコード:4571114857553
      品種:ピノノワール

      ~ボワソー教授のテイスティングコメント~
      南の地域ではこの品種(ピノノワール)に最適である北東斜面畑で栽培され、ピノ・ノワールらしい丸みと滑らかさ、さわやかさが詰まっています。桜の花を思わせるアロマがあり、わずかにタンニンと酸味のキレを感じる、しなやかでフルーティさのあるワインです。コストパフォーマンスも高く、自信をもってお勧めできます。

      ~代表田村のお勧めポイント~
      アルマニャックという、コニャック同様にワインのAOCに外れる土地柄で、ピノノワールはブルゴーニュのように育つはずもなく、むしろドイツのピノノワール(シュペートブルグンダー)に近いだろうと予想して、マリアージュの食材を選びました。
      マリアージュ詳細はこちら↓
      代表田村のブログ「新着ピノノワールを試す」

      ~ピノノワール栽培秘話~
      バロー家の畑は石灰質、粘土石灰質、砂質とそれぞれの土壌が異なる3つの地域にあります。造っているワインの70%が白ワインですが、赤ワインの需要が増えてきたので粘土石灰質の畑を購入しました。この畑は、カルフォルニアとアルザスで修行をした息子のクレマンが担当しています。ピノノワールは栽培が容易なぶどうではありませんが、試行錯誤を重ね新商品の「ピノノワール」が誕生しました。

      マヴィスタッフのおすすめマリアージュはこちら