MAVIE特約店各位
平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
新しく入荷したロットより、ガスコーニュ ロゼの規格が変更となります。
60005ガスコーニュ ロゼ

- 規格変更:コルク栓からスクリューキャップに変更
- 切替時期:間もなく切り替わります
マヴィ株式会社
MAVIE特約店各位
平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
新しく入荷したロットより、ガスコーニュ ロゼの規格が変更となります。
マヴィ株式会社
MAVIE特約店各位
2025年のオーガニックボジョレーヌーヴォーの予約を開始いたします。
アサヒビールやサッポロビールに続き、今年はキリンビール(メルシャン)までボジョレーヌーヴォーの取り扱いを中止するとのことで、市場では事実上サントリーのデュブッフしか選択肢がないという事態が予想されます。
もちろん中小のインポーターもこれに続くでしょうから、マヴィのオーガニックボジョレーを選択肢に入れていただける機会が大きくなると見込まれ、オンリーワンポジションが狙えると予想されますので、例年以上のご拡売を目指していただけると考えております。
販売品目は例年通り、シュブランさんのボジョレーヌーヴォーと、ランポンさんのボジョレーヴィラージュヌーヴォーの2アイテムです。
シュブランさんは2008年ビオディナミーに転換し、デメターの認証付になっています。
毎年無理を言って、ご高齢のランポンさんにヌーヴォーを造っていただいておりましたが、「今年はもう造れない」と一度断られました。
そこを粘って「極少量でも」とお願いし、ようやく360本だけ造っていただけることになりました。ヴィンテージ2025年がおそらくランポン家最後のヴィンテージとなりそうです。
商品名 | 希望小売価格 | 7月特別価格 (7/14-7/31迄) | 8月特別価格 (8/1-8/31迄) |
---|---|---|---|
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー | ¥5,500 | ¥5,400 | |
ボジョレー ヌーヴォー | ¥4,400 | ¥4,200 | ¥4,300 |
ボジョレーヌーヴォーを1ケース(12本)、7月にご予約の場合
⇒¥4,200×0.7=¥2,940(こちらが納入単価です)
シュブランさんは昨年同様にご予約分だけをヌーヴォーにしていただき、残りは熟成用として醸造していただきます。
ご予約いただいた数量に破損予備分を乗せたギリギリの数量で輸入いたします。直前の追加をお受けできない状況が予想されますので、早めの数量確保にご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ランポンさんはご高齢のため、今年のヌーヴォーが最後となります。
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォーは360本しか入荷しません。
ボジョレー地区南部で5世代前から続くワイン農家です。
父のフランソワは 元農学校教授、2008年からビオディナミ農法に転換しました。現在は娘のフローレンスと甥のジョフレイが中心となってワイン造りを行っています。
ボジョレー地区ながら、畑の地質はヴィラージュ地区によく似たミネラルが豊富な花崗岩質で、きれいな酸味と果実味が特徴のヌーヴォーに仕上がります。
ルドルフ・シュタイナーの人智学に基づく有機農法。農場を自己完結した生命体と捉え、天体の運行に合わせた農業暦を実践。牛の角に詰める牛糞やカモミール等の薬草から作る「プレパラシオン」という調合剤を散布し、土壌と植物の生命力を高め、植物の免疫力を向上させることを目的とします。科学的実証は限定的ですが、テロワールの純粋な表現を追求する高品質ワインの分野で高く評価され、世界で採用が拡大しています。
ボジョレー地区北部にあるレニエ村に3haの畑を1977年から所有し、1983年からオーガニック農業を行っています。
耕作は馬、収穫は手、絞るときの動力さえ人間、という徹底した手づくり派です。濾過せず瓶詰めしたヌーヴォーは、つくり手の人柄そのものを反映したような、優しく滋味あふれる味わいです。
レニエ(クリュ ボジョレー)という熟成タイプのワインしか造っていませんが、マヴィのために特別にボジョレーヴィラージュヌーヴォーを造っていただいています。
ランポンさんのボジョレーヴィラージュヌーヴォーは7月早期予約分で完売いたしました。
どちらの生産者も少量生産で、唯一無二の品質を誇るオーガニックボジョレーワイン生産者です。
ひとりでも多くのお客様に手に取っていただき、今年の味わいをお楽しみいただければ幸いです。
<ご予約に関する注意事項>
ご予約後のキャンセルはお受けできませんので、ご了承のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
ご予約は下記にご記入ください。
MAVIE特約店各位
平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
マヴィで10年以上も経理を担当しているMinoriさんが長野県塩尻で立ち上げた「Shiojiri.Minori. Vineyard」のワインを、特約店に皆さまにご案内いたします。
Minoriさんはもともとワインが好きでマヴィに入社し、飲むだけでなく実際に造りたい!との情熱から2019年より長野県塩尻市でぶどう栽培を始めました。
有機認証はまだ取得していませんが、化学肥料や農薬を一切使用せずにぶどう栽培を行っています。
「季 MINORI」ワインは、今年で3年目のリリースとなります。
塩尻市の中でも見晴らしのよい片丘に、ぶどう畑があります。
単一品種を植えるのではなく、ひと畝ごとに違う品種を植えています。こうすることによって、病害による被害を最小限にすることができます。
病害対策として、オーガニックで認められている硫黄とボルドー液のみ使用しています。
ぶどうの実はひと房ごとに雨除けの紙がかけられ、動物に食べられないように害獣除けのネットで守られています。
白ぶどうの品種
黒ぶどうの品種
~皮が紫色だけど、実は白いピノ グリ~
収穫は手で行います。ひと房ごとケースに入れ、果実が潰れないように細心の注意を払います。
収穫したぶどうを選果し、ワイナリーまで運びます。
発酵はぶどうの果皮に付いた天然酵母で自然に行います。培養酵母は使いません。
~赤ワイン用のぶどうを手で除梗~
真心こめて造ったMinoriさんのワインをお客様にご案内ください。
商品番号 | 商品名 | ヴィンテージ | 希望小売価格 (税別) | 納入価格(一律) (税別) |
---|---|---|---|---|
76001 | 季 MINORI BLANC | 2024 | ¥3,200 | ¥2,560 |
76002 | 季 MINORI ROUGE | 2024 | ¥3,200 | ¥2,560 |
*特別商品のため、納入価格は一律8掛けとなります。
<使用品種>
<収穫と醸造>
2024年9月15日に一斉に収穫し翌日に搾汁。次の日に澱引きし、上澄み液だけをステンレスタンクに入れる。発酵の期間は約1ヶ月。糖分が少し残っている状態で小樽に入れる。樽の香りをつけるというよりは熟成のため。樽での熟成期間は4か月。2025年2月末に瓶詰め。
<味わい:Minoriさんご本人のコメントです>
桃、トロピカル、紅茶っぽいニュアンスがうちのワインの特徴だと思う。今年は酸もしっかり感じられる。白は、赤(ワインを飲まない人にも人気)に比べてワイン好きの人の方が今年の評価が高い。
前の年は糖度が高くシェリー香などがある個性的なタイプで、スタートからメインまでいけるボリューム感があった。
今年は、個人的には控えめであまり個性が少なめに感じるが、瑞々しさ、フレッシュな感じで美味しい。マイナスポイントが少ない。メインよりは乾杯やアペリティフ。ワインだけでも楽しめる。
<使用品種>
<収穫と醸造>
9月末にガメイを収穫、翌日に全房のままステンレスタンクに入れてマセラシオンカルボニック。
10月13日にメルローを収穫。翌日に手除梗(なるべく潰さないように。粒だけにする)してガメイが入っているタンクに追加。
小さなタンク(600L程度)なので、上にある空間から腐敗や酸化のリスクがあるため二酸化炭素を上から充填して酸化を防止する。※日本だと400~600Lの小仕込みが多い。
10月26日にカベルネフランを収穫。その日のうちに手除梗してタンクに。低温発酵でゆっくりエキスを出す。
2週間後の11月中旬に搾汁し、同じステンレスタンクへ戻す。(本当の意味での発酵スタート。)
2ヶ月後にフレンチオークの樽へ移す。(樽の香りは強くない。)樽熟は3ヶ月。
樽に入りきらなかった分は瓶に入れて瓶熟→樽のものと合わせて最終瓶詰め。
<味わい:Minoriさんご本人のコメントです>
強すぎないけど赤で味わいもあるものが良いなと思ったときに、品種としてはヨーロッパのものを選んだ。日本の気候や天候の影響で違うイメージになったが、ネガティブではなく個性として楽しみながら3年間やってきた。
2023年はガメイを入れずに、メルローとカベルネフランを半々で仕込んだ。どちらかというと赤の果皮や種のニュアンスが強めにあった。
塩尻ワインの特徴ではあるが、インクっぽいニュアンスがあった。時間をかけて味わわないと良さがわかりづらかったり、食事に合わせるのが難しかったりした。
自分は、赤でもぐびぐび飲める、昼間にサンドイッチと一緒に合わせるような飲みやすいものが造りたかった。
赤でも軽やかで果実感、ジューシーな感じを出したスタイルにしたかったので醸造を委託しているところに相談。
出来上がるまでどうなるのかわからなかったが、飲みやすいのに滋味深さもある好みの味わいに仕上がった。軽く冷やして飲みやすいワインに仕上がったから良かった。
ワインを普段飲んでない人にも飲みやすいと好評。
ガメイを入れたのもあるかもしれないが、滋味深い、牧歌的、土のニュアンス。お芋のお料理や山菜にも合いそう。日本の食卓にに寄り添うだろうなと思った。
ご注意事項
送料
お届け先 | 料金(クール) |
---|---|
北海道 | 2050円 |
北東北 | 1690円 |
南東北 | 1580円 |
関東 | 1580円 |
信越 | 1580円 |
北陸 | 1580円 |
中部 | 1580円 |
関西 | 1690円 |
中国 | 1810円 |
四国 | 1810円 |
九州 | 2050円 |
沖縄 | 3090円 |
*送料は税別価格となります。
ご発注は下記フォームよりお願いいたします。
2024年産ワインは完売いたしました。
沢山のご発注ありがとうございました。
マヴィ株式会社
MAVIE特約店各位
いつもご利用いただきありがとうございます。
6月2日(月)にフランス・ロワール地方のオーガニックワイン生産者「ボワザール家」を訪問いたしました。
現地の最新情報をご案内いたします。
昨日はアンジェで1泊したので、ボワザール家まではAngers Saint-Laud駅から最寄りのPort Boulet駅まで在来線で移動しました。生産者さんとのやり取りはもっぱらWhatsApp。
電車に乗ってからファビアンに「無事に乗車しました」とメッセージを送ると、「何時に着くんだっけ?」と冷や汗もののメッセージが・・・
もうすぐ着くけどどうしよう。。。と思っていたところ、無事にファビアンが駅まで迎えに来てくれました。
(他の生産者さんで約束を忘れてはいなかったけれど、駅で1時間待ったことがあったので・・・)
~ワイナリーのシンボルはローマ神話に出てくるお酒の神様「バッカス」~
1996年に両親が3haの畑を購入し、兄のシリルが初めてワインを仕込んだのが1999年。
1998年から2003年にかけてワイン農家を引退する方からサンニコラドブルグイユの畑を5ha買い足す。この期間に弟のファビアンがぶどうの樹を植え替え始める。
2007年にBrain sur Allonnesに7haの畑を購入し、7種類の異なる品種を植樹。
<7種のぶどう品種>*すべてVin de FRANCEの格付でブラン ド フォリーシリーズに使用
こちらの畑では羊を放牧しており、生態系の調和を大切にしています。
「羊を放牧していて、ほかの動物に食べられたりしないの?」と聞いてみたところ、子羊をきつねに食べられたことがあったそうです。通常は群れて寝てるので、あまり被害はないということでした。
品種を選んだ基準は、アルコール度数が低めで病気に強いということでした。
現在、トータルで15haの畑を持っています。
兄のシリルと弟のファビアン、4名の従業員でワイナリーを運営しています。
従業員のうち2人は70%勤務、残りの2人は50%勤務。
他のワイナリーは働き手を見つけるのが大変で、東欧からの季節労働者を雇っているとのこと。
自分のところはそうではなく、全員社員で回しているといっていました。シリルが畑とカーブを担当しており、ファビアンはすべてを担っています。
ワイナリーに着いてすぐに畑を案内していただきました。
畝と畝の間には、お花と穀物を混ぜた種を撒きます。
こちらの畑はまだ若いので、養分が取られないように根元に生えた雑草は刈るようにしています。
ベト病対策として、ボルドー液を撒いたばかりでした。
撒いた量は3kg/haと、必要最低限のとても少ない量しか撒きません。
AOCの規定がグイヨ サンプルでぶどうの樹を仕立てるのが決まりとなっています。
ちょうど開花のシーズンでした!今年の開花は2週間も早いそうです。
できる限り古い樹を残すようにしていますが、暑さでダメになってしまう樹もあるため、毎年少しずつ新しい樹に植え替えています。
~突然出てきた扉~
~ファビアンが鍵を開けてくれます~
入口は狭いですが、入ってみると中々の広さに驚きます。
家を建てるために石灰岩を掘り出した後の空間で、なんと150年前からセラーとして使われていた場所だそうです。
年間を通じて温度が8~13℃で、ワインにとっては理想的な環境です。
天井をよく見ると、伸びたぶどうの根を確認することができます!
固い石の中まで入り込むぶどうの生命力に驚くばかりです。
*途中でピンボケします。(すみません)
涼しいセラーの中はゆっくりと白ワインを発酵させるのに理想的な環境なので、こちらで約1年間かけて発酵させます。
ファビアン曰く、樽を使うのは香りを付けるためでなく、発酵のために使うとのことです。
木を通して空気の出入りがあるのが良いそうです。こちらの樽に入っているのは、2024年に収穫したシュナンです。
続いて、白ワインの醸造所に案内していただきました。
こちらも地下は天然のセラーとなっていました。現在は地下部分を使用していないそうですが、冷たい空気を利用するため、床の一部が開いていました。
卵型の発酵容器やイタリア産の陶器ジャーなどが置いてありました。
~除梗の機械~
ぶどうの粒が白い網を通って出てくる仕組みになっています。
~収穫の容器~
小さな容器に20kgまでしか入れません。ぶどうが潰れないように丁寧に扱います。
新しくつくった醸造所で、壁はパイン材を使用しています。
空調なしで11~21℃を保つことができる理想的な醸造所です。
*赤ワインの場合、発酵がうまく進むように20℃は欲しいとのことでした。
コンクリートタンク、グラスファイバータンク、ステンレスタンク、大樽とバラエティ豊かな容器が並びます。
シュナン95%にメリエ サン フランソワを5%ブレンドしたスパークリングワインです。
メリエ サン フランソワはフランス全土で30haしか栽培されていないレア品種です。
*ぶどうの使用割合が5%以下の場合は品種名を記載することができないので、現地裏ラベルにはCheninの表記しかありません。
ブリュット ナチュールで仕上げています。
*ブリュット ナチュール:瓶詰後に門出のリキュールを添加しない
爽やかな酸味とフレッシュな果実味で、グビグビ飲んでしまう仕上がりです。
シュナンのスパークリングワインはあまり造られていないので、人気があるとのことでした。
ブラン ド フォリーシリーズの白ワインとして15年前から造っている白ワインです。
ソーヴィニヨンブラン70%、グロロー グリ30%、ムニュ ピノ5%ぐらい
白いプラスティック製の容器で発酵させ、そのまま滓と一緒に4ヶ月間熟成させます。
グロロー グリはアロマティックな品種で、ハーブ感のあるソーヴィニヨンブランとのバランスが心地よい、とても飲みやすい白ワインです。
シュナン100%の白ワインです。
陶器のジャーで発酵させ、滓と一緒にそのまま6ヵ月間熟成させます。
シュナンのふくよかさの中にミネラル感と少し白コショウのニュアンスを感じる仕上がりです。
天然のセラーで樽を使って1年間発酵&熟成させた、シュナン100%の白ワインです。
熟成後に陶器のジャーに入れて3ヶ月保存します。
こうすることによって、瓶詰前に味が落ち着きます。
しっかりとした酸味にほど良い樽の香りが合わさり、ボリュームのある仕上がりです。
ファビアン曰く、ソースを添えた白身魚や鶏肉の料理がお勧めとのことです。
ピノ ダニス100%の赤ワインです。
ピノ ダニスは一度廃れた品種でしたが、15年位前からその良さが再確認されている品種です。
全房を7日間醸してから発酵させます。
TOPに黒コショウの香りがしますが、味わいはフルーティです。
後口に突然タンニンを感じます。
そのことをファビアンに告げると、「ボリューム感はないのに、最後にタンニンが突然やってくるのが特徴なんだよ!」と教えてくれました。
1回目はスパークリングワイン用、2回目は約10日後にブラン ド フォリー 用に、3回目は樽で仕込む白ワイン用に収穫するそうです。
探し求めていたオーガニックぶどうのジュースがありました!
グロロー ノワール100%の無濾過のジュースです。
ファビアン曰く、グロロー ノワールは甘すぎない品種なのでジュースにしてみたとのこと。
9月に収穫したぶどうを醸造所で搾汁し、近くの殺菌できる施設までもっていき、ボトリング&加熱殺菌するそうです。
賞味期限は製造から3年。
容量は750mlと1000mlがあります。
2025年を特別に作っていただけることになりました。
どちらの容量が良いかみなさまにアンケートを取りたいと思いますので、ぜひご協力をお願いいたします!
ボワザール家のPOPなラベルは、いとこのイラストレーター Mathieu(マチュー)が担当しています。バッカスや鳥をモチーフにしたビビットで可愛らしいラベルはフランス国内でも人気があるとのこと。
ボワザール家はビオディナミ農法を実践しています。*認証は未取得
ビオディナミ農法は、かの有名なロマネ コンティやルロワなども実践しているかなりマニアックな農法です。
ごくごく普通のフランス人にこの話しをすると、「黒魔術的な手法だよね」と言われます。
ボワザール家は地域のオーガニックワイン農家10軒と協力して、一緒にプレパラシオン(調合剤)を作っているそうです。
こちらの写真にある牛の角は、プレパラシオン500に使っていたものです。
プレパラシオン500は、雌牛の角に牛糞を詰めた状態で地中に埋め、春に掘り起こして使います。
10軒の農家分(畑の面積にすると150ha)をまかなうのに、なんと400個の角が必要とのことです。
ビオディナミに関しては、ファビアンが説明してくれた動画を撮影したので別の機会にご紹介いたします。
ご興味のある商品やご質問などございましたら、お気軽に羽鳥までご連絡ください。
マヴィ 羽鳥
MAVIE特約店各位
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
6月1日にフランス・ロワール地方のショヴァン家を訪問いたしました。現地の情報をご案内いたします。
前日の5月31日にサッカー・UEFAチャンピョンズリーグ決勝戦でパリ・サンジェルマンが優勝!
日本のテレビでもその様子が報道されていたかと思いますが、その日は全パリ市民がテレビを観ているのでは?という位の騒々しさでした。
翌日にシャンゼリゼでパレードがあったようで、シャンゼリゼ付近の駅は警備上の理由で停車せずに通過となっておりました。
パリのマダムに「地下鉄で絶対に携帯を出してはならぬ!」とのアドバイスをいただいたのでドキドキしながらメトロでパリ・モンパルナス駅まで向かいました。
*現地の方でもメトロ乗車中はバックの中で携帯が見えないようにして検索するらしいです。
さて、パリからロワール地方までの移動はTGVを使います。TGVは予約が必要な高速列車で、日本に例えると新幹線でしょうか。
直前までホームがわからないため、みな電光掲示板を凝視し、ホームが決まると列車目指して移動が始まります。
ショヴァンさんから、「お昼前に着くならば一緒にランチはどうですか?」という嬉しいお誘いを受けたので、到着後すぐにレストランがあるBRISAC村まで移動。
~食前酒に良く冷えたアンジュー白を~
ショヴァンさんが案内してくれたレストランL’ARDOISEは、地元のオーガニック食材を使ったレストランでした。ワインの種類はなんと、300種類!もちろん、ショヴァンさんのワインも並んでいます。
~アヒルのグリル・ポレンタ添え~アンジュー赤と一緒に
~ショヴァン家の醸造所と畑がある所をペンで指してもらう~
美味しいランチをいただいた後にショヴァンさんの車で移動し、下記の順番で畑を見せていただきました。ショヴァンさんは、醸造所を中心に半径1~1.5kmの範囲に合計7haの畑を持っています。
ショヴァンさんはこの地域に昔からあったシュナンという品種をとても大切に思っています。
もともとコトー ド レイヨンには1950年代まではシュナンしかありませんでした。甘口ワインの産地として有名でしたが、甘口ワインの需要が徐々に減ったため、辛口ワインを多く造るようになりました。
その後少しずつ赤ワインの品種も植えられるようになったとのこと。ショヴァン家では1970年代、はじめて現当主ポール=エリックの父がグロローとカベルネフランを植えました。
ちょうど開花が始まっていました。開花から100日後を目安に収穫するそうです。
開花の時期は短い方が理想的で、長くなると実にバラつきが生じたりするので、あまり良くないようです。
シュナンの葉は葉脈が少し赤いのが特徴です。
グロローは病気に強く、生産性のある品種です。
1960年代から70年代に流行りましたが、そのあと廃れてしまったそうで、今日その良さが見直されている品種とのこと。実が長く、たくさん生るそうです。
タンニンはあまりなく、大きな葉が特徴です。
ショヴァンさんによると、他の地域ではあまり栽培されていないとのこと。
こちらも順調に花が咲いていました。
古い樹についた大きなカタツムリを発見!
「取らなくて大丈夫ですか?」と聞いたところ、若芽の時期は葉を食べてしまうので気を付けているそうですが、葉が大きくなった後は食べ尽くされる心配はないのでそのままにしているそうです。
カベルネフランと比べると生育が遅いです。(まだ花は咲いていませんでした)
ロゼワインのブレンド用として少しだけ栽培しています。他の品種と比べると葉が小さいですね。
古い樹は出来る実の数は少ないのですが、それでしか表現できない味わいがあるとのこと。
こちらのシュナンは、AOCコトードレイヨン ヴィエイユヴィーニュ(甘口)に使っているそうです。
10~15年前から昔よりも早く収穫するようになった。昔は9月初めに収穫を開始していた。
異常に暑かった年。最高気温が35~36℃まで上がった。
自分にとっては良い年だが、収穫の前に雨が沢山降って、選果が大変だった。暑すぎる状態で雨が降ると小さな虫がぶどうの果皮を刺して、その実は酢になってしまう。
雨が多く、難しかった年。日照時間が少なかったので、収穫も遅くなった。収穫時期は9月末から10月上旬。
開花がいつもより早い。開花は1週間くらいでサーっと一気に終わるのが理想的。今のところ、ベト病とうどんこ病の心配はなさそう。良いヴィンテージになりそうな予感。
無濾過の理由は、ワインをタンク内で熟成させる際に自然と澱が下りてくるので、ろ過する必要はないと考えている。
培養酵母は決して使わない。野生酵母で自然に発酵させた方が、ワインの味わいを表現できると信じている。
先週(2025年5月第3週)に開花時のベト病対策として硫黄とボルドー液を散布した。オーガニック農業は病気が蔓延する前に対策を取ることがとても大切。
ショヴァン家は2005年からオーガニック農業に取り組んでいます。
この地域は1軒を除いてみんなオーガニックとのこと。最近は家族が引き継ぐというよりも、全く農家ではなかった人がワイン造りを始めることが多いようです。
ロワールではぶどう畑がそんなに高くないので、始めるのが簡単とのこと。ボルドーも有名なアペラシオンを除いては安いようです。
ボルドーに関しては、コロナ後に赤ワインの消費が減ったため、赤ワインが余ってしまって大変らしいとおっしゃっていました。
フランスでもここ30年から40年かけてワインの消費が徐々に減っているようです。
若い人は大手がコマーシャルを流すから、ビールや蒸留酒などのニュージャンルのお酒を飲むようになってきており、毎食ワインを飲む人が減っているとのこと。
週末など人が集まるときにワインを飲むことが多いそうです。
オーガニック農業に関しては、2010年から2020年にかけて政府の手厚い支援があったためオーガニックワイン農家が増えましたが、現在は政府の支援が以前に比べると少なくなったので、そんなに増えていないとおっしゃっていました。
黄金色に輝くワイン。
ソーテルヌのように貴腐菌が付いたぶどうで造った甘口ワインで、良年だった2018年に樹齢54年のシュナンから造った特別なキュヴェです。
樽で2年半熟成させており、あと10~20年は熟成可能なポテンシャルを秘めたワインです。ショヴァンさんも「もう二度と造ることはできないと思う」とおっしゃっておりました。
マヴィではお取り扱いがない商品ですが、ご興味がある方は羽鳥までご連絡ください。
下記ボタンよりご覧いただけます。(Google フォトに保管しております)
販促などにお使いいただければ幸いです。
マヴィ羽鳥
MAVIE特約店各位
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
今月初めにフランス・ロワール地方のオーガニックワイン農家を訪問いたしました。現地の最新情報を数回に分けてご案内いたします。
管制塔の配色はトリコロール
いつもお世話になっております!卸売担当の羽鳥です。コロナ以前までは年に1回程度ヨーロッパを旅行するのが個人的な趣味でして、渡欧する際にマヴィの生産者を訪問しておりました。コロナ後にフランスを訪れるのは約2年ぶりです。前回の旅行は2023年9月でしたが、あいにく渡仏3日目にコロナウイルスに感染し、フランス・アルザス地方のメイエー家訪問を泣く泣く諦めたので、今回は感染しないように最新の注意を払いました。現地でもまだマスクをしている人をちらほら見かけますし、エールフランスのCAさんの中にもマスクを着けている方がいました。
以前はロシア上空を通っていたのですが、戦争の影響でロシア上空を迂回するルートです。今回は北極圏経由の航路でした。自己最長記録の14時間50分のフライトとなりました。最後方の座席を選んだため、北極海を抜ける際の揺れが激しく、食事のトレーを持ち上げなければならないほど揺れました。
最近は各航空会社がSDGSを積極的に取り入れており、機内食の器は紙製やリサイクル素材になっていますが、エールフランスの場合はエコノミーの選択が「ベジタリアン」か「それ以外」の2択になっており、正直驚きました。この機会にベジタリアン食を試してほしいということのようです。
行きの選択は「シーフード/魚介のクリームソース」か「ベジタリアン/トマトと野菜のパスタ」だったのでどちらにしようか迷ったのですが、クリームソースの良い香りにそそられて「シーフード」を選択しました。周りを見ても、シーフードを選択していた方が多かったように思います。
日本ではおにぎりが空前のブームですが、フランスでも至る所でおにぎりを目にしました。
フランスのスーパーマーケット「MONOPRIX」のおにぎりコーナー/ひとつ3.40ユーロ(約570円)
フランス国鉄駅キヨスクのおにぎりコーナー/ひとつ4.50ユーロ(約760円)
定価で買う勇気がなかったので、スーパーMONOPRIXで値引きしていたおにぎりを食べてみました。2.3ユーロなので、日本円で換算すると約388円です。高いですね。。。(レート169円で計算)
ひと口目で期待を裏切られました!
「酸っぱい・・・」。
なんと、ごはんが酢飯でした。
ごはんも生煮え状態で、食べられますが美味しくはないレベルです。
日本のコンビニのレベルはすごいですね。外国の方が日本のコンビニを愛する理由が良く分かります。
今回パリでお世話になったマダムと下宿中の大学生に、フランスのおにぎりについて聞いてみました。
マダムはフランス在住30年以上の日本人なので、わざわざおにぎりを買わないし、おにぎりの値段を気にしたことがなかったそうですが、私が撮影した画像を見せると、「え~、高すぎる!」と驚いておりました。
特に駅のキヨスクは「何でも高くて美味しくないから買わない方がいいわよ」とアドバイスされました。
例)水500ml:2.50ユーロ(約422円)、サンドイッチ:6.20ユーロ(約1,047円)
ユーロで見るとそんなに高くない感じがしますが、円に換算すると残念なことになります。
フランスでは、2023年に全ての物とエネルギー(電気やガスなど)がとても高くなったとのことで、唯一まだ安いのは野菜くらいとのこと。
海外旅行に必ず持っていくのが、携帯おにぎりとフリーズドライのお味噌汁(紙コップも一緒に)です。携帯おにぎりはアルファ米を使用しており、美味しいんです!非常食としてもお勧めですので、ぜひお試しください。(ひとつ250円前後だったかと思います)
パリで最古のデパート「ボン マルシェ」で価格調査。オーガニックの卵6個入りで4.35ユーロ(日本円で約735円)。1個当たり122.5円。フランスはアニマルウェルネスが進んでいるためブロイラー飼育が禁止されており、卵や鶏肉の値段が日本に比べてとても高いです。
お求めやすいお肉の価格は牛→豚→鶏の順となっております。(日本と逆ですね)
いろいろな物が値上がりしておりますが、残念ながらレストランも然りです。
グーグルマップで検索した評価4以上の飲食店で調査してみました。口コミによると、マレ地区で比較的リーズナブルなカフェとのこと。
ガスコーニュの白ワイン1杯で5.9ユーロ(約997円)、ブルゴーニュのシャルドネ1杯で7.9ユーロ(約1335円)となかなかのお値段です。
本日のおすすめはバーガーかグルメなサラダとのことで、バーガーを頼んでみました!
12.90ユーロなり。(日本円で約2180円)
サクっと揚がった魚のフライにグリーンカレーソースがかかっており、美味しかったです。上の赤いものはチーズを焼いたものでした。
食後のコーヒー(2.40ユーロ)を頼み、総額23.20ユーロ。(日本円で3,934円)
ゴージャスなランチではありませんでしたが、それでも4千円はかかりました。
みなさまが旅行される際の参考にしていただけますと幸いです。
次回はフランス・ロワール地方の生産者「ショヴァン家」の訪問記をご案内したいと思います。
マヴィ羽鳥
MAVIE特約店各位
平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
下記商品の規格が変更となります。
マヴィ株式会社
MAVIE特約店各位
平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
日本向け特別商品としてスペイン バレンシア州の生産者「コティーノ家」にボックスワイン(BIB3L)の製造をお願いしておりましたが、世界中の出荷先の中でマヴィ以外には需要がないという状況でした。
コティーノ家では詰め設備をリースしていたのですが、マヴィ向けの販売も低迷しており、マヴィ以外に販売できない状況では、これ以上は維持できなくなってしまいました。
このため、誠に残念ですが、ブレスBIBは赤白共に終売となります。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、ご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
マヴィ株式会社
MAVIE特約店各位
平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
マヴィの人気商品スペイン・バレンシア州コティーノ家の「ブレス白」と、フランス・プロヴァンス地方ドウェル家の「ヴァール白」が欠品となりました。
お求めやすい価格帯の白ワインが欠品となり、誠に申し訳ございません。
商品を載せた船は現地を出港しておりますが、中東情勢悪化の影響でスエズ運河が通れず、日本への航路が南アフリカ経由しかない状況が続いています。船が全く足りずコンテナが確保できないことに加え、シンガポールでの積み替え作業が発生するため、日本に到着するまでに平時と比べ倍以上かかっております。
<現在の航路>
そこで次の船が到着するまでの間、一クラス上の白ワインを通常価格より500円~600円お安くした「ごめんなさいセール」を実施いたします。
美味しさは保証済みの素晴らしいワイン達ですから、価格がネックでためらっておられたお客様にぜひご紹介ください。
*在庫状況によっては、早めに終了する場合もございます。
例)掛率70%の場合
25009コート ド プロヴァンス 白の納入価格:¥2,650(税別)×0.7=¥1,855(税別)
~開ければ、そこは南仏~
~ジューシーで華やかな白~
~オーストリアの魅力が詰まった白~
~樹齢50年!深みを感じるアリゴテ~
~ドライで重厚感のあるシャルドネ~
皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほど何卒宜しくお願いいたします。
マヴィ株式会社
MAVIE特約店各位
平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
イタリア・トスカーナ州のマニョーニ家より、2024年収穫のオリーブオイルが届きました。代表田村が昨年の夏に現地で試食し、即輸入を決めた逸品です。
マニョーニ家では風通しと日当たりの良い、標高が高い畑にオリーブの樹を植えています。砂質と粘土質が混ざる特徴ある土壌のテロワールがしっかりと反映された、トスカーナらしい爽やかなグリーンノートをお楽しみいただける極上のオーガニックエクストラヴァージンオリーブオイルが生まれます。
自家栽培のオリーブを手摘み後24時間以内にコールドプレスしておりますので、果実のフルーティ感とスパイス感が余すことなくオイルに溶け込んでいます。
マニョーニ家のオリーブ畑は5ヘクタールしかないため、大変少ない数量しか生産していない稀少なオリーブオイルです。
<マニョーニ家の食卓>
爽やかな香りとスパイシー感が詰まったオイルは、サラダやグリルした野菜にかけたり、フレッシュチーズにそのままかけるだけで立派な前菜になります!
オリーブオイルそのものの味わいをお楽しみいただくために、加熱せずにそのままお使いいただくのがお勧めです。
ワインと一緒に定温コンテナで輸送後、定温倉庫で保管しておりますので、蔵元と同じクオリティーをお楽しみいただけます。
届きたてのオーガニックオリーブオイルをぜひお客様にご案内ください。
マヴィ株式会社
タイプ:エクストラ ヴァージン
生産国:イタリア(トスカーナ州)
生産者:マニョーニ家
内容量:500ml
JANコード:4571114857935
品種:コレッジョーロ70%、レッチーノ15%、マウリーノ15%
収穫年:2024年秋
【生でそのまま使うのがお勧め】
イタリア・トスカーナ産のオーガニックエクストラヴァージンオリーブオイルです。
オリーブが育つ畑はマニョーニ家の農地で最も高い場所にあり、また砂と粘土が独特なバランスで混ざった土壌のため、爽やかなグリーンの風味が生まれます。
スペイン・ネヴァドさんのオリーブオイルがコクのあるまろやかな味わいなのに対し、マニョーニさんのオリーブオイルは、トスカーナオイルらしいピリリとしたスパイシーさと爽やかな香りが魅力。
サラダのドレッシングやマリネ、またパンにそのまま付けるなど、オリーブオイルの風味が楽しめるような加熱しない調理におすすめです。
<おすすめの使い方>
サラダやカルパッチョ、焼き野菜に直接かけるなど、仕上げのオイルとして使うのがお勧めです。
*軽減税率対象商品です。(税率8%)
<賞味期限>
2026年6月30日
MAVIE特約店各位
平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
コニャックVSOPの商品規格が変更となります。現地資材不足のため、ボトルの容量が350mlから500mlになりました。
*350mlの商品は在庫がなくなり次第、終売となります。
容量換算では、350mlよりも500mlの方がお安くなっております。
*税別価格です
自家栽培のぶどうからオーガニック白ワインを造り、自家蒸留器で蒸留した貴重なオーガニックブランデーです。
今後ともご愛顧賜りますよう何卒宜しくお願いいたします。
マヴィ株式会社