MAVIE特約店各位
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
今月初めにフランス・ロワール地方のオーガニックワイン農家を訪問いたしました。現地の最新情報を数回に分けてご案内いたします。

管制塔の配色はトリコロール
<序章>
いつもお世話になっております!卸売担当の羽鳥です。コロナ以前までは年に1回程度ヨーロッパを旅行するのが個人的な趣味でして、渡欧する際にマヴィの生産者を訪問しておりました。コロナ後にフランスを訪れるのは約2年ぶりです。前回の旅行は2023年9月でしたが、あいにく渡仏3日目にコロナウイルスに感染し、フランス・アルザス地方のメイエー家訪問を泣く泣く諦めたので、今回は感染しないように最新の注意を払いました。現地でもまだマスクをしている人をちらほら見かけますし、エールフランスのCAさんの中にもマスクを着けている方がいました。
<久々のエールフランス>

羽田からパリへの航路
以前はロシア上空を通っていたのですが、戦争の影響でロシア上空を迂回するルートです。今回は北極圏経由の航路でした。自己最長記録の14時間50分のフライトとなりました。最後方の座席を選んだため、北極海を抜ける際の揺れが激しく、食事のトレーを持ち上げなければならないほど揺れました。

SDGSへの取り組み
最近は各航空会社がSDGSを積極的に取り入れており、機内食の器は紙製やリサイクル素材になっていますが、エールフランスの場合はエコノミーの選択が「ベジタリアン」か「それ以外」の2択になっており、正直驚きました。この機会にベジタリアン食を試してほしいということのようです。

機内食
行きの選択は「シーフード/魚介のクリームソース」か「ベジタリアン/トマトと野菜のパスタ」だったのでどちらにしようか迷ったのですが、クリームソースの良い香りにそそられて「シーフード」を選択しました。周りを見ても、シーフードを選択していた方が多かったように思います。
<フランスでもおにぎりがブーム>
日本ではおにぎりが空前のブームですが、フランスでも至る所でおにぎりを目にしました。

フランスのスーパーマーケット「MONOPRIX」のおにぎりコーナー/ひとつ3.40ユーロ(約570円)

フランス国鉄駅キヨスクのおにぎりコーナー/ひとつ4.50ユーロ(約760円)

フランスのおにぎり実食
定価で買う勇気がなかったので、スーパーMONOPRIXで値引きしていたおにぎりを食べてみました。2.3ユーロなので、日本円で換算すると約388円です。高いですね。。。(レート169円で計算)
ひと口目で期待を裏切られました!
「酸っぱい・・・」。
なんと、ごはんが酢飯でした。
ごはんも生煮え状態で、食べられますが美味しくはないレベルです。
日本のコンビニのレベルはすごいですね。外国の方が日本のコンビニを愛する理由が良く分かります。
パリのマダムと大学生に聞いてみた
今回パリでお世話になったマダムと下宿中の大学生に、フランスのおにぎりについて聞いてみました。
マダムはフランス在住30年以上の日本人なので、わざわざおにぎりを買わないし、おにぎりの値段を気にしたことがなかったそうですが、私が撮影した画像を見せると、「え~、高すぎる!」と驚いておりました。
特に駅のキヨスクは「何でも高くて美味しくないから買わない方がいいわよ」とアドバイスされました。
例)水500ml:2.50ユーロ(約422円)、サンドイッチ:6.20ユーロ(約1,047円)
ユーロで見るとそんなに高くない感じがしますが、円に換算すると残念なことになります。
フランスでは、2023年に全ての物とエネルギー(電気やガスなど)がとても高くなったとのことで、唯一まだ安いのは野菜くらいとのこと。
旅行のお供、携帯おにぎり

海外旅行に必ず持っていくのが、携帯おにぎりとフリーズドライのお味噌汁(紙コップも一緒に)です。携帯おにぎりはアルファ米を使用しており、美味しいんです!非常食としてもお勧めですので、ぜひお試しください。(ひとつ250円前後だったかと思います)
<卵も高かった>

パリで最古のデパート「ボン マルシェ」で価格調査。オーガニックの卵6個入りで4.35ユーロ(日本円で約735円)。1個当たり122.5円。フランスはアニマルウェルネスが進んでいるためブロイラー飼育が禁止されており、卵や鶏肉の値段が日本に比べてとても高いです。
お求めやすいお肉の価格は牛→豚→鶏の順となっております。(日本と逆ですね)
<パリのレストラン>
いろいろな物が値上がりしておりますが、残念ながらレストランも然りです。
グーグルマップで検索した評価4以上の飲食店で調査してみました。口コミによると、マレ地区で比較的リーズナブルなカフェとのこと。

グラスワインの価格
ガスコーニュの白ワイン1杯で5.9ユーロ(約997円)、ブルゴーニュのシャルドネ1杯で7.9ユーロ(約1335円)となかなかのお値段です。

本日のおすすめを頼んでみた
本日のおすすめはバーガーかグルメなサラダとのことで、バーガーを頼んでみました!
12.90ユーロなり。(日本円で約2180円)
サクっと揚がった魚のフライにグリーンカレーソースがかかっており、美味しかったです。上の赤いものはチーズを焼いたものでした。
食後のコーヒー(2.40ユーロ)を頼み、総額23.20ユーロ。(日本円で3,934円)
ゴージャスなランチではありませんでしたが、それでも4千円はかかりました。
みなさまが旅行される際の参考にしていただけますと幸いです。
次回はフランス・ロワール地方の生産者「ショヴァン家」の訪問記をご案内したいと思います。
マヴィ羽鳥