2022年8月22日に開催した第16回コパンドマヴィ全国大会の報告です。
当日は全国より11軒の特約店様にご参加いただきました。お忙しいところご参加いただき誠にありがとうございました。ご参加いただけなかった方々にも内容をご覧いただけるように動画をご案内させていただきます。
お時間がございます折にでもご覧いただければ幸いです。
<大会概要>
- コパンドマヴィ会長 槙戸孝之様のご挨拶
- マヴィ代表田村 安の基調講演
- コロナ禍における健闘店ご紹介(宮崎県 安藤酒店様)
- ディスカッション
- 終売商品のご案内
1.コパンドマヴィ会長 槙戸孝之様のご挨拶
2.マヴィ代表田村 安の基調講演
3.コロナ禍における健闘店ご紹介(宮崎県 安藤酒店様)
4.ディスカッション
5.終売商品のご案内
ディヴァルト家の「51002シャグリュ 白」とククルーロ家の「67002インツォリア 白」の生産が終了となりました。まだ在庫はございますが、次回の入荷はございません。下記に終了となった経緯をご案内いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
国際品種の「シャルドネ」とオーストリアの土着品種「グリュ―ナー フェルトリーナー」がブレンドされたこのワインは、それぞれの頭文字を取って「シャグリュ」と命名されました。まろやかな味わいで和食によく合う1本として皆さまにご愛顧いただいておりました。次回入荷以降は「ルーレット」という名称に変わり、ラベルに畑の緯度経度が表示されているユニークなアイテムに生まれ変わります。このワインは「シャルドネ」「ソーヴィニヨンブラン」「フリューローター フェルトリ―ナー」「ヴァイスブルグンダー」の混植・混醸のワインです。年ごとに品種のブレンドが異なり、まるで「ルーレット」のような要素を含むため、命名されました。多品種を一つの畑で植える「畑ブレンド」は、特定の品種が寒さや細菌による被害を受けても収穫量を維持出来るというオーストリア地方で受け継がれている知恵と言えます。また「ゲミシュター・サッツ」と呼ばれるオーストリア伝統のスタイルがあり、これは特にニーダーエスタライヒ地方で広く扱われています。このワインの生産地域である「ヴァーグラム」では2021年からDAC法と呼ばれるオーストリアの上質ワインの呼称制度が与えられました。シャグリュを改めルーレットと呼ばれるこちらの新しいワインは更なる複雑味と意外性が期待できます。
ククルーロ家のさらなる発展のため、インツォリアを栽培していた畑にシチリアの土着品種「ネレッロ・マスカレーゼ」「フラッパート」が植えることにしました。この2種類は赤ワイン用の品種となります。畑の土壌を詳しく調べたところ、インツォリアよりも新しく植える2つの品種の方がより土質に適合することがわかりました。また土着品種の知名度からもこの品種が選ばれました。どちらの品種も世界的に注目されている品種です。ボトリングされて皆さまにご紹介するまでまだ数年はかかりますが、今後に期待したい商品であることに違いありません。