シュトリッツィンガー家新商品発売(2023.07.14)

MAVIE特約店各位

平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

ドイツのシュトリッツィンガー家より新商品が届きました。

マヴィがお取引するワイン農家さんの中で所有する畑が1.5haと最も小規模のシュトリッツィンガー家。

急勾配の石垣の段々畑で多品種を栽培しており、各ワインは極少量しか造ることができません。

しかし夏にぴったりの軽やかなアイテムも揃っていますので、ぜひお客様にご案内ください。

41005 ヨハニター 白

ヨハニターは地場品種ながら、絶滅危惧種、この村ではあともう―軒だけというレアな品種です。アーニアによると、「地場品種はその土地で育つのに一番適しているから、病気にも強いし、すくすく育つ。」とのこと。

*インターナショナルオーガニックワインアワード銀賞受賞

<テイスティングコメント(塩澤 悠)>

注ぎたては白桃や洋梨など白い果実の香りを感じ、時間とともにアカシアや花梨、レモンピールやヨーグルトのような乳製品の香りが出てきます。ほど良い果実味と穏やかな酸味で、わずかに感じるビターテイストが全体をバランス良くまとめています。アルコールが11%と低めですが、ボディ感がある食中酒としてお勧めしたい白ワインです。

41006 ゲヴェルツトラミネール カビネット 白

待望のドイツ産ゲヴェルツトラミネール。

ゲヴェルツトラミネールはドイツでは16世紀から栽培されており、今日栽培されているワイン用ぶどうの中でも最も古い品種のひとつと言われています。ゲヴェルツはドイツ語でスパイスの意味。その名の通りスパイシーなテーストが特徴です。

*インターナショナル オーガニックワインアワードで銀賞受賞

<テイスティングコメント(塩澤 悠)>

注いだ途端にゲヴェルツトラミネールの特徴であるライチの香りを感じます。徐々にレモンやライムなどの柑橘系アロマと濡れた石のようなミネラルを感じる香りが出てきます。
華やかな香りに反して、口当たりはドライです。柑橘系果実とライチなどのトロピカルフルーツを感じる果実味に芯が1本通ったような酸味がバランス良く調和します。辛口ですが、まろやかな舌触りで思わず杯が進みます。今、まさに飲み頃の白ワインです。

41007 テッラシーノ 赤 微発泡 *スクリューキャップ商品

真夏にピッタリの微発泡性赤ワインです。

このワインに使用されている品種はレゲントです。ドイツで開発されたこの品種は、ぶどうの大敵・べと病の病原である真菌類に強い耐性があり、近年栽培が増えてきています。農薬を使用せずにベト病から守れるため、オーガニックワイン生産に向く品種として注目を集めています。

<テイスティングコメント(塩澤 悠)>

フレッシュなラズベリーやチェリーなどの香りに優しい酸味とほのかな甘みを感じます。甘さは辛口かやや甘口かのギリギリのラインです。軽やかなボディの中にぶどうの皮由来のビター感がわずかに存在します。味わいはラズベリーやチェリーなど赤い果実にカシスの風味が混ざり、爽やかな酸味の後にスイートな後味が残ります。まず良く冷えた状態で楽しんでいただき、時間とともに味わいの変化をお楽しみいただきたい1本です。