春限定ワイン生産者からのメッセージ(2021.03.04)

春限定オリジナルワイン「キュヴェマヴィ」の生産者からメッセージが届きました。
下記にご案内いたします。

15123 キュヴェ マヴィ白

2020年は3月と4月は晴天に恵まれましたが、5月末から6月にかけての雨でベト病が発生し収穫量が若干減ってしまいました。ただ、幸いなことに夏から9月にかけてはぶどうにとって非常に適した気候が続いたため最終的にはよく熟したシャルドネが収穫できました。香りにはドライフルーツやヘーゼルナッツ、アーモンドのアロマが感じられ、エレガントでフレッシュかつ丸みのある味わいが楽しめるでしょう。ぜひ10℃くらいの温度に冷やしてお楽しみください。
*生産者のガブリエル=タリ氏は昨年12月に引退・事業譲渡されたため、タリさんが造るキュヴェマヴィ白はこちらがラストヴィンテージとなります。

44123 キュヴェマヴィ 赤

2019年はとても暑い年で気温が42℃まで上がることもあり、また6月から8月にかけてほとんど雨も降りませんでした。暑い気候がぶどうに良い影響をあたえ、素晴らしいヴィンテージになったと思います。収獲も始まりが非常に早く、8月8日に開始しましたが、畑が全部で65ヘクタールもあるので収穫は10月15日まで続きました。記念ワインにはカベルネソーヴィニヨンが使われていますが、10月10日から10月15日、収穫の最後の方に摘んだぶどうから造られています。日本でも似た言い回しがあると思いますが「良いものは最後に取っておく」ものだからです。2019年はパーフェクトと言えるような年で、ワインには赤い果実のニュアンスと絹のように滑らかな繊細なタンニンがあり、非常にエレガントな仕上がりになっています。熟成に関しても3年から5年は十分に持つワインですので、ぜひ適切な温度で保管してお楽しみいただければと思います。

47123 キュヴェマヴィ スパークリング

マヴィ創立記念ワインとして、私たちのクレレットドディを皆さんに味わって頂けることを、とても嬉しく思います。アルコール度11.5%の辛口スパークリング、わずかに丸みを帯びた口当たりに、驚くほどの繊細に立ち上る泡が印象的です。花の香りと口に残るミネラル感が、私達の故郷・ディー地方に広がる石灰岩の山並みを彷彿とさせてくれるでしょう。お祝いの席に花を添えてくれるスパークリングだと思います。私は食前酒として、ケークサレなど塩味のおつまみと味わうのが好きです。どうぞ、お楽しみください!

マヴィ株式会社