ボジョレーヌーヴォー2020:ボワソー教授コメント(2020.11.20)

MAVIE特約店各位

昨日、無事に2020年のボジョレーヌーヴォーが解禁いたしました!
解禁日オンラインイベントにご参加くださいました皆さま、どうもありがとうございました。

フランスのボワソー教授よりテイスティングコメントが届きましたので、皆さまにご紹介いたします。

20120 ボジョレー ヴィラージュヌーヴォー2020
<外観>
澄み切った深みのあるルビー色 紫がかった輝き (若々しい証拠)
<香り>
黒い果実、黒イチゴ、カシスのニュアンス (ボジョレの仕込みの典型)
<味わい>
口あたりが力強く、若いワインにしては骨格がしっかりした構造を感じる。 わずかに植物のニュアンス。タンニンは細かく、しなやかで、存在を感じられる。ボジョレヴィラージュ(レニエ村)のテロワールの特徴全てがよく表現されている。
<マリアージュ>
フランスでは、このワインは、シャルキュトリー、カマンベールなどのチーズのお供として、またシンプルに仲間内でのアペリティフとしても楽しまれています。
日本料理とのマリアージュは、例えば焼き鳥や鶏の照り焼き、野菜の天ぷら、しゃぶしゃぶなどとよく合うのではないでしょうか。

今も楽しく飲めるこのヴィラージュヌーヴォーですが、急いで消費せずとも、時間とともに熟成する可能性が十分あります。(1〜2年後に味わうために、数本取っておいてもいいでしょう)

61120 ボジョレーヌーヴォー2020
<外観>
美しいさくらんぼ色 紫がかった輝き
<香り>
フランボワーズとさくらんぼのニュアンス 花の香りも寄り添う
<味わい>
瑞々しくしなやかで繊細な口あたり。フルーティな味わいが前面に現れ、食欲を刺激される。タンニンは丸くしなやかで、酸味は控えめ。
<マリアージュ>
仲間同士でシンプルにアペリティフとして。
繊細な味付けの魚料理、ピザ、焼き鳥や鶏の照焼き、しゃぶしゃぶなどが良いのではないでしょうか。

このワインは、典型的で広く愛されているボジョレーヌーヴォーだと言えます。フレッシュな味わいが、飲んでいて心地よく、すぐに楽しくさせてくれるようなワインです。

~代表田村のお勧めマリアージュ~
今年のボジョレーは糖も酸もしっかりとできていて、香りは典型的なベリー系なので、野菜(特に根菜類)から軽めの肉料理まで広く合わせられます。肉料理では豚肉や鶏肉が向いていますが、通常の年よりも少ししっかりとした味付けも大丈夫で、和牛くらいまでなら美味しく合わせられます。

今年の味わいとの様々なマリアージュをお試しいただければ幸いです。
皆さまからのご報告をお待ちしております。

マヴィ株式会社